ボテッキアの納車

3連キュー2日目

朝7時に起きる。今日もバイクに乗れないので、出来る自転車仕事から。

今日はボテッキアの納車なので、渡す前に最終チェックを行う。

ボテッキアのバイクに初めて乗るが、バイクの剛性感も進み方もすごく良い。

このバイクは乗り込まれていないので、新車のような反応の良さに驚いた。

フレームの工作も手が込んでいるし、この世代のフレームは大変良いと評価出来る。

10時半頃、ボテッキアオーナーのO森さんがやってきた。

今回、O森さんのボテッキアはフレームのメンテナンスと、比較的新しい世代のパーツに更新というメニュー。

「レストア」と言ってはいけません。「パーツ更新」です。

間違って言葉を使うと「雷さま」におこられる(笑)

更新前

ディレイラーはMAVIC 1000シリーズ、ブレーキセットとハンドルセットはモドロで、

あとはほぼカンパニョーロの80年代後期のパーツ。

ゴム系パーツはボロボロで、フレームや鉄製パーツにサビがかなり出ている状態だった。

更新後

ホイールはカンパニョーロのニュートロン、サドルは3個乗り比べてセライタリア・フライト系に決定、

ハンドルは3tttのカーボンバーであるビオモルフェにした。

カーボンバーの形状に違和感があったらアルミバーに交換するつもりだったが、

乗ってもらってビオモルフェに決定。

ハンドルの握りやすさ、乗りやすさではやはりビオモルフェが良い。

ドライブトレインはカンパニョーロ 10Sセットで、アルミカラーのパーツでまとめた。

アルミカラーのパーツは貴重だからね。

試乗しながらポジションを出す。

サドル位置をちょっと後退させたくらいで、暫定ポジションが出た。

あとはシューズを買ってから乗ってセルフ調整してもらうしかない。

元々付いていたパーツはCAMBIO工房で買取させてもらいました。

O森さん、遠いところから来て頂き、お疲れ様でした。

昼過ぎからフミさんと関係各所のお片付け。

こちらはプライペートなお仕事なので省略。

夕方に戻ると斎藤損師がやってきた。

MTB用26インチのFホイールが欲しいというので、前輪だけストックのXT完組ホイールを買い取ってもらう。

半端なホイールがはけてラッキー。

損師と18時頃まで暑苦しい話をする(笑)

尊師が帰ったあとはO森さんから引き取ったパーツをメンテを。

レコードクランクの溝無しは程度が良いものの、5ピンがサビていたので交換。

RDとFDもサビが出ていたので、サビ取り剤やスチールウールでサビを落とす。

結構キレイになった。

ハブは珍しいCレコのLFQR(通称SHERIFF STAR/シェリフスター)

Fハブの玉当たりがゴリゴリだったので、軸を抜いてグリースアップ。

Cレコのハブは初めてバラすけど、構造的にグリースの保持性が最悪だな。

ベアリングカバーも褒められたものじゃない。

ベアリングや玉押し、玉受けの状態は良好だったので良かったが、

距離を乗るならマメにグリースアップしないと玉押し、玉受けを痛めてしまう。

モーガン・ブルー」のカンパ用グリースをどっちゃり入れてハブ復活。

クイックレバーにひどいサビが出ていたので、ストックのCレコレバーに交換した。

Cレコのラージハブは貴重品なのでちゃんとメンテしとかないとね。

明日も片付けとか、打ち合わせやら昼過ぎからあるのでバイクに乗れない。

ストレス溜まるなあ〜