始まる - たまえたまこ
ちょっとだけ付き合ってた人に連絡を取り、会ってきました。
こんな展開になるとは思わなかったので、びっくりです。
まさかこんなに早く会う事になるなんてね。
彼は相変わらず優しい人でした。
名前はその名の通り、優さんです。
この人は私の嫌いなでっぷりお腹をしています。
そして言っちゃなんですが、薄給です。
当時の私はこれらが気に入らないのもあり、連絡をしてきたダメ男の元に戻ってしまったのですが、
久しぶりに見た優さんのお腹は、相変わらずポヨンポヨンしてましたが、不思議な事にあまり気になりませんでした。
私の嫌いな男性の体型なんですけどね。
私は細い男が好きなんです。
スラッとしてお肉の付いてない感じがイイのです。
服の上からでっぷりした優さんのお腹を触ってみましたが、嫌悪感もなく触れました。
ホント男性のこーゆーお腹嫌いなんですけどね、
仕事も変わってなかったようで、相変わらずの薄給のようでした。
これはやっぱりちょっと思いました?
私は何に引っかかってるんだろうと考えてみた所、
その金額ではなくて、職業の方に引っかかっていました。
彼氏が出来た、とか結婚した、と言うと、必ずお相手の職業を聞かれます。
彼氏何してる人なの?とか、
旦那さんは何の仕事してるの?とか。
これに胸を張って答えられないのが、引っかかっていた事のようです。
要は、私の見栄ですよね。
夫の職業を「恥ずかしい」と思ってる妻ってどーなんでしょ。
私の方が恥ずかしい奴ですよね。
私ってほんとはこんな人間だったんだな。
周りに聞かれてもサラッと言える職業であって欲しい、
これが私の本音です。
「え〜、凄い、いいなー」って言われたい。
これも私の本音です。
だから彼氏には、自慢できる職業に就いててほしかった。
しかし、優さんは優さんなりの理由や都合があって今の職業に就いてるんだものね。私が口を挟むものではないね。
友達に聞かれたら、優さんの職業をサラッと言えるそんな自分になりたいです。
変われるかな、私。