板石塔婆

慈光寺の大型板碑が林立する風景は、武蔵型板碑の代表的な景観として有名である。

武蔵型板碑は近くの小川町下里や長瀞町で産出する緑泥石片岩により作成された。

鎌倉時代から戦国時代の供養塔で、板碑、青石塔婆、板石塔婆などと呼ばれている。

板碑には、慈光寺のかつての僧侶名などが記されている。

文字資料としても極めて貴重な存在である。

普段、お盆や葬儀で目にする塔婆は、小さい物が多い。

道路脇の大きな塔婆は新鮮だった。

《板碑》