日興トラベル1泊2日のバスツアー❺ 犬島⑴ ( その他趣味 )

                 アートの島として知る人ぞ知る瀬戸内海に浮かぶ「直島」

                     主人と「直島」を訪れたのは、何年前のこと?

                  愛媛に帰省した折、大阪への帰りに立ち寄った記憶が・・・

         今回のツアーで訪れたのは「犬島」、瀬戸内海に浮かぶ12の島とふたつの港は、

                  現在、「瀬戸内国際芸術祭」の舞台になっています。

        そのなかでも早くからアートの舞台として整備されて来たのが「犬島」なんだとか

                        「犬島」の存在全く知りませんでした。

                       岡山市宝伝港から10分間の乗船

「犬島」上陸です。

「犬島精練所美術館」を、ガイドさんの案内で見学、約1時間。

明治時代後期、煙害対策や原料輸送の利便性から、銅の精錬所「犬島精練所」が建設されますが、

第一次世界大戦の終息につれて銅価格が大暴落し、この工場は、わずか10年で操業を終えることに。

兵どもの夢の後

月日は流れ・・・・・

100年近く経った2008年のこと。福武書店(現ベネッセコーポレーション)の2代目社長である福武總一郎氏が、

ベネッセの企業メセナ(企業が直接関係のない芸術を支援、開催すること)として、1990年代に瀬戸内海の「直島」を手始めに、現代美術による文化村構想の基盤作りを開始。この島の用地を買い取り、2008年に精錬所を美術館として生まれ変わらせました。

銅の精錬過程で発生した「かす」で出来ているカラミ煉瓦の工場の遺構

                     穏やかな瀬戸内の海に溶け込むアート作品?

犬島のシンボル的な錆び色の煙突

    100年以上前に役目を終えた煙突ですが、電気を使わず、煙突から取り入れる外気や太陽光、

      地熱などを利用し、夏は空気を冷やし、冬は暖めるという構造の建物の様で、現在も現役の煙突、

                          堂々とそびえ立つお姿です

           美術館内()には、三島由紀夫をテーマに6つの作品が展示されています。

                          何だこれは?この発想は?

        凡人には理解不能な世界、意味不明と思いながらも何故か魅せられるアートな空間でした