七律・恩師門下無無?
詩友陳清溪さんが主宰する「拈韵作七律第十一季」
課題は白樂天の一聯『大江寒見底,匡山青倚天』から一字を選び
七言律詩の韻字として詠む。
私は昨日、「大」字を選んで投稿した。
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七律・恩師門下無無? 2018.10.10 -51828
金秋垂釣衣魚大,欲獻老師開宴會。弟子三千攜酒來,小生一個吟詩兌。
放聲朗朗贊揚名,導路洋洋除去害。後進追蹤文運榮,温顏門下無無?。
金秋 衣魚の大なるを垂釣(つり),
獻ぜんと欲す 老師の宴會を開くに。
弟子三千 酒を攜へて來たり,
小生一個 詩を吟じて兌(か)へる。
聲を放つこと朗朗と名を贊揚し,
路に導くこと洋洋と害を除去す。
後進追蹤すれば文運榮え,
温顏の門下に無?無し。
七言律詩仄声押韻平起式詩譜:
△○▲●△○仄,▲●△○○●仄。▲●△○▲●○,△○▲●△○仄。
△○▲●●○○,▲●△○○●仄。▲●△○▲●○,△○▲●△○仄。
○:平声。△:平声が望ましいが仄声でもよい。
●:仄声。▲:仄声が望ましいが平声でもよい。
仄:仄声の押韻(拙作は平水韻去声九泰)
鮟鱇喜海暝,大抵昏昏睡。點火口前燈,奇魚鱗聚戲。 画:黄炯韜