「あれは星さんの朝日新聞が吉田清治という詐欺師の作った話をまるで事実かのように広めてどんどん大きくした」  - 文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

以下は前章の続きである。

河野談話のいいかげんを暴く 

しかし安倍は違った。

まず靖国参拝について「靖国は日本にある。日本の首相が行けない場所などない」。 

慰安婦問題への答えはもっとすごい。 

「あれは星さんの朝日新聞吉田清治という詐欺師の作った話をまるで事実かのように広めてどんどん大きくした」 

責任はすべて偽りの報道をした朝日新聞にあるといった。

朝日はその前に安倍1次政権を潰した。

その因縁を考えれば当然の答えで、星はそれを承知で質問したのだろう。 

首相がそういい、第2次政権は粛々と慰安婦問題を検証していき、まず河野談話のいいかげんさが暴き出された。 

一方、朝日新聞は星に質問させたことを皮切りに、安倍の2度目の葬式を出す攻勢をかける手筈だったが、その前に衆目の集まる中で問われた「吉田清治」について彼が詐欺師ではないことを証明する義務が生じた。 

社長の木村伊量はただちに吉田清治が真実を語る「自虐史観使徒」であることを証明せよと命じた。

そしたら吉田清治は名や経歴に始まって済州島で軍人10人を使って200大の朝鮮女を連行いたことまで、何一つ事実ではないことがわかってきた。 

それも知らずに吉田清治の嘘を元に松井やよりの「釜山の女6人を拉致」や植村隆のソウルの金学順」など、スピンオフ作品をいくつも作ってきた。

申し開きもできなかった。 

かくて朝日新聞は星の質問から2年目の夏に吉田清治の嘘を認め、社長の首を差し出した。 日本を貶める嘘を30年も続けたら、普通は廃刊だろうが。

しかし、鉄壁だった自虐史観にはじめて穴をあけられた。

それで人のいい日本人は朝日の延命を許した。 

しかし、朝日新聞は星の今度の記事を見てもあまり改良点は見えない。

むしろ公正を装った手の込んだ嘘で反日を語るより、もうストレートに偏向でいこう路線が目に付く。

先日の安保法制の報道がそれで反安倍を正面に「徴兵制が敷かれる」風なアジに迷いはない。 

この稿続く。