【WMV鑑賞】ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

 制作年  1968年

 監督   フランコ・ゼフィレッリ

 出演   オリビア・ハッセー、レナード・ホワイティング、

      マイケル・ヨーク、マイロ・オーシェイ、

      ブルース・ロビンソンほか

 劇場公開 1968年11月

 録画日  WMV形式 2004月4月6日

      DVD形式 2007月11月18日

      BD形式  2014年4月29日

 鑑賞年月 WMV鑑賞 2004年4月頃

      DVD鑑賞 2007年11月頃  

 せっかくなのでディカプリオ繋がりを中断して本作を。

中学2年か3年の公開だと記憶していたのだが、

調べると公開は1968年公開だった。

中学1年の事になる。

どうも記憶が食い違うのだが、地方だったので

ワンテンポ遅れた公開だったのだろうか?

経験からいうと、単なる記憶違いだろう。

オリヒア・ハッセーが猛烈に話題になったことが

記憶に残っている。

だだ、その演技が話題になったのか、

若さが話題になったのかは、よく憶えていない。

あれ?制作時、17歳だ。

記憶では14、5歳だったはずなんだけれど…

年齢詐称だったのか?

いや、これも単なる記憶違いだろう。

シェークスピアの作品は素性がよいので、

どれを観ても基本的には面白い。

本作は特に本作は有名な悲劇で、

これをモチーフにした作品も非常に多い。

本作は比較的原作に近いらしい。

もちろん、原作は読んだことはないので

なんとも言えないのだが。

 恋愛当事者にはどうしようもない運命、

それに立ち向かうひた向きな愛、

そして行き違いによる悲劇。

大人たちが、後から後悔してもしきれない

若い二人の命を奪った愚かさ。

そしてこの人間行動の愚かさは、

いつの時代にでも、どこの国にでも起こる

普遍的な悲劇なのだと思う。

だからこそ文学の作品のテーマになり、

人々の共感を得るのだろう。

悲恋は増幅する。

しかし、この作品の大ヒットは、

主役の二人に負うところが大きい気がする。

そう言い切って間違いないほどオリビア・ハッセーは、

魅力的にジュリエットを演じている。

今ではほとんど名前を耳にすることのない

ロミオ役のレナード・ホワイティングも、

青春俳優として非常に魅力的だ。

リビアの一瞬セミヌードも若さあふれて美しい。

当時、そのことが大きく取り上げられては

いなかった気がするので、実際鑑賞した時は少し驚いた。

やはり、演技で評価されたのだろうか。

あるいは、自分が知らなかっただけのことか…

残念ながら主役の二人、その後映画俳優としては、

あまり作品に恵まれない状態が長く続く。

やはり、若くして一声を風靡すると、その後が大変なのだろう。

それでもオリビアは、日本では70年代映画雑誌の

ファン投票で常に上位にランクインするほど大人気だった。

布施明と結婚した時は、落胆したファンも大勢いたのではないか。

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